コラム

発達障害児の自己肯定感について~頑張らないは本当に頑張らなくていい訳じゃない~

2017年3月20日

セルフエスティームよく聞く言葉です。
発達障害の子どもは低くなりがちです。
自分の苦手な事と向き合う事ばかりですから・・なかなか自分を好きになる事が難しくな
ります。
「私すごいでしょ!自分の事を大好き!」という人時々見かけますが(あ、それをマーケ
ティングとしてされている方とはちょっと違います。)
彼女らに伝える時に、本当の意味で「自分が好き」とか「自己愛」とはそうゆうものでは
無いと言うことです。
自分の味方になれるか?
この社会で生活していく上で自分の味方が出来る人になる事が大事。
それには、社会的評価と自己評価が一致している必要があります。
社会的評価が高くて自己評価が低ければ鬱になりやすいですし、自己評価が高くて社会的
評価が低い場合は自分勝手な傲慢な人になってしまい双方とも結果的に二次障害になって
しまいます。
そこでお母様にもお願いしている事があります。
お母様がお子さんの味方になる事が大切なのですが、お母さん自身も自分の味方になれま
すか?
「頑張らないで」の意味は本当に「頑張らない」のではなく、自分を大切にいたわりなが
ら頑張れるようにする事だと私は思います。
なぜなら子どもを守るには体が資本です。
子どもの味方になりながら自分の味方になりながら頑張りましょう。

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